皆さま
明日、11月16日(木)は、
都合により14時からの営業とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
店主
皆さま
明日、11月16日(木)は、
都合により14時からの営業とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
店主
おはようございます。神奈川は、ステキな晴天です。
今週の季節の和菓子です。
いちょう(ういろう、白あん)
晩菊(ねりきり:白あん、ぎゅうひ、黄味あん)
いちょうはういろうに、豆のお味がする白餡が入っています。
晩菊は、ねりきりで、中に黄味あんが入っています。
少しずつ、秋が深まっていく中、いちょうや菊の鮮やかな色は、とても空気に映えますよね。
同じ秋のお菓子でも、今週はそんな「黄金の秋」を楽しんでもらえると思います。
是非お立ち寄りください。
初霜(きんとん…白こしあん、大和芋、こしあん、氷餅)
織部まんじゅう(こしあん、上用粉)
初霜、写真ではなかなか分かりづらいですが、紅葉の上にふんわりついた霜を、氷餅を散らして表現しています。
【11月の炉開きには、何か織部のものを】
織部まんじゅうについて調べていて、この言葉に出会いました。
恐れながら、幼い頃からなんとなく身近に感じていた茶の湯にも関わらず、おままごと程度にしか触れて来なかったわたくし茶ゐこ。
茶人にとってはお正月にも当たる炉開きが11月にあることや、古田織部という戦国大名について、
この度はじめて知りました。
まだまだ勉強足りませんが、織部まんじゅうのその絵付けが、安土桃山時代がルーツになってることを知って、すごくしっくり来ました。
深緑と文様で渋さがあり、華やかさとは異なる美しさがあります。
「何か」とは、お菓子に限らず、器、建築、掛軸などなど、織部と名のつくものが幅広くあるということ。
茶道は本当に、空間芸術なんだなーとしみじみ思いました。
私は、現代アートや体験型のアートイベントなども大好きなのですが、
利休や織部が生きたその時代、茶道は最先端の体験型のアートだったのでしょうね。
温かいお茶が身体に染み入る季節になりました。
是非口どけなめらかな季節の和菓子をお楽しみください。
※都合により、10/30(月)は13:30より開店いたします。
山づと(かるかん、小豆漉し餡、栗の甘露煮)
照り葉(こなし:白漉し餡、小麦粉、もち粉、小豆あん)
今週は、私の大好物!山づとです。
かるかん美味しいですよねー。
店長の作る山づとは、栗もホクホク美味しくて毎年この時期が楽しみです。
そして、照り葉。
今朝、近所のイチョウ並木もキラキラ色づいて来ました。山並みの綺麗な小田原には、このオレンジ色に色づく葉がぴったりだと思います。
そしてそして!
写真にも映っていますが、予告していた柿羊羹。今週販売いたします。
さらに、つぶ餡好きな方へ!きんつばもご用意しております。
是非是非、そう㐂庵の秋の味覚、味わってみてください。
やっとのお散歩日和。お待ちしております。
今週の「季節の和菓子」です
錦秋(ねりきり、こしあん)
まさり草(ういろう、小豆こしあん、ねりきり)
かなりの大型台風が上陸するようで。
南の地方のご無事を祈りつつ、お店が出来てから初の台風直撃にドキドキしております。
先日駅構内で各地の菊まつりのポスターをみかけました。丹精込めて作られた鉢植えが並ぶ様は、本当に艶やかです。そんな周りの広告からやっと菊の季節なのだなーと感じ入った私ですが、
今週の季節の和菓子、「まさり草」も菊をかたどったお菓子で、花びらはもちもちとしていて、中の滑らかなこし餡と召し上がっていただくととても美味しいです。その名は菊の古名なんだとか。
由来は、平安時代の【菊合わせ】という遊びから生まれたそうです。
お互いの菊を見せ合いその美しさの優劣を競ったり(まさに品評会ですね!)、または、即興で菊を詠んで、その歌の優劣を競ったそうなのです。
すべらぎの 万代(よろづよ)までに まさりぐさ たまひし種を 植ゑし菊なり
9世紀前の寛平年間に詠まれたこの歌から、菊を「勝り草/優り草」などと呼び、健康長寿の象徴、時には若々しさの象徴として用いられていたようです。
流行りの風邪で体調崩したいた私は、
まさり草をいただきつつ、身体を直さねば!思い直しました。
皆様もお体ご自愛ください!
のこり数日、雨風も強い中は避けていただきつつ、
台風一過、秋空の下お足をお運びいただけましたら幸いです。
秋日和 柿(ういろう、柿あん)
栗子持ち(栗あんのきんとん、栗甘煮、こしあん)
秋日和(柿)は、
ういろうの中に柿を練りこんだ白餡で作っています。ほのかに柿の風味を感じていただければうれしいです。
そして栗子持ちは、栗餡をきんとんふるいでふるい、小豆の漉し餡と栗の甘煮を包みました。こちらは栗をふんだんに使った季節の和菓子です。
ここのところ、また日中は暑い日が続いて今がもう秋だとうっかり忘れてしまいそうですが、
巷の畑やお店でも栗や葡萄、柿など秋の味覚をたくさん見かけて、季節を再確認しています。
小田原の町は、素敵に年月を重ねてるお宅がたくさんあるように感じます。
それは今の時期、たわわに実った果物や、色づいた紅葉など、一朝一夕には作れない豊かなお庭を多く見かけるからです。
私茶ゐ子は普段はマンション暮らしなので、週末に小田原に訪れるとついつい周りのお宅を眺めながら歩いてしまいます。
そう㐂庵は住宅街にあり、周辺は風情のあるお宅からスタイリッシュなお宅など様々ですが、遠くに見える山並みや近くの木々も楽しみながらお散歩気分でお越しいただけると嬉しいです。
最後に予告を。
そんな小田原で育った店長が横浜に嫁いで暮らした家には、みかん、柿、キウイなど果実の木が多く植えられていました。
特にみかんと柿は毎年豊作で、
自宅で採れた柿を使い柿羊羹をそろそろお出ししたいと準備しています。
わたしと共にうん十年、すくすく育った柿の木です。美味しい柿なんですよー。
お楽しみに!!
※都合により10/10(火)もお休みをいただきます。11時頃まででしたらお持ち帰りなどのご対応はできますので、御用の方はご連絡くださいませ
昨日は中秋の名月。ちらっとお月様が顔を出してくれましたね。
私のSNS上では、全国のお月様の画像が見られました。みんなそれぞれに月を愛でていて、季節を味わう喜びが日本中で共有できたようで、楽しかったです。
今週は、まんじゅうの「初秋」ときんとんの「唐錦」です。
お月見といえばおまんじゅう!一週違いにはなりますが、秋から冬にかけて、どんどん鮮やかさを増すお月様を、今後もまんじゅう片手に是非お楽しみください。
小田原のお隣、箱根にも紅葉狩りやススキを眺めに多くの方が訪れます。秋の賑わい楽しみです。
「初秋」にはススキを可愛く描き、
そして彩りはじめた山を、きんとんで表したのが「唐錦」です。中はこしあん、そして栗を添えてあります。
赤茶黄緑、1つの山も沢山の色を放っているそのままの姿です。
優しい口どけのお菓子はお抹茶にぴったり。是非、お楽しみください。
お点前に興味があるけど未経験!という方も、事前にご連絡頂けましたら、体験いただけますので、文化の秋!芸術の秋!!にいかがですか?
お待ちしております。