※27日(火)は都合によりお休みをいただきます。
※29日(木)13:30~14:30には、バイオリンの演奏を聴きながらお召し上がり頂けます🎶
木枯し(こなし)
木守り(求肥)
木守りは今年の新作、求肥でころ柿をお作りしました。
木守りとは季語として使われますが、
木に実った柿を最後に一つ残して、翌年も美味しい実がなりますように、と願いを込める習わしがあるそうです。その最後の実を木守り、と言います。
柿のお菓子にはよく使われる名前です。
私の実家は、横浜市内とはいえ、里山とも言える緑の多い地域にある一軒家で、ほぼ私と同じ築年数です。
庭では、みかんと柿の木が、毎年たくさんの実をつけてくれました。
柿の木は、高いところにあり、いつもベランダから採っていました。
実がなると母(店長)と鳥さんとの睨めっこで、
食べ頃をどちらがゲットできるのか競争です。
今週のお菓子をみて、我が家も木守りとして、
残していたのか聞いたところ、
「木のてっぺんの、届かない実は鳥さんたちにプレゼントしてたのよ」
と申しておりました。
植物の成長には、鳥や蜂、蝶などの協力者が重要です。
樹木はもちろんそんな協力者とも分け合いながら、未来の豊作を祈る。
そんな想いから出たおまじないなのかな、と思いを馳せました。
木枯らしも小豆を満喫してもらえるお菓子で、
私は冬にはとても合うのでは、と思います。
是非お楽しみください。
ご来店お待ちしております。