いちょう
晩菊
今週も折り返してしまいましたが、
遅ればせながら、追記させてください。
いちょう。黄色い葉っぱ。
先週記したロシアの黄金の葉は、楓のような手の形をした大きな葉っぱですが、
いちょうは、日本の冬の訪れを感じさせてくれる葉です。あの形が品があって好きです。
私、桜の開花よりも、
いちょうの色付きの方が注視してる気がします。
緑から黄色へ、ジワジワとグラデーションに色づいて、ワクワク。
色づきが遅い木を見ると、日当たりを確認したり、
木の幹に触れてみたりします。
いちょうのある原風景は、
私の小学生時代にありました。
創立100年を優にこす、歴史の長い学校には
沢山の児童を見守ってきた大いちょうがありました。
沢山の銀杏を落とすので、間違って踏んでしまうことも多く、、臭いが苦手でした。
色づいてくると、低学年の頃は嫌な気持ちになったのですが。
5年生の頃
近所のおばさんがストーブで銀杏を煎って、塩をふりかけてくれたおやつを出してくれて、感動。
冬の美味しい味覚だと知りました。
いちょう並木は、都心でよく見かけます。
山の錦秋や、住宅街や庭園のもみじの色付とは違い、
学生や社会人になり、
心が忙しなくなってきたころ、深呼吸できる風景でした。
綺麗な黄色のお菓子。お抹茶だけでなく、私は煎茶といただくのもおススメです。
ご自宅の楽しみやお土産に、是非お召し上がりください。
お待ちしています。
現在、下絵のない水彩画展開催中です。